夢を与える

夢を与える(綿矢りさ著)


最年少で芥川賞を受賞した彼女の作品を読んでみたいと思って、購入。

クォーターの夕子が子供タレントとしてCM出演し、あることをきっかけに国民的アイドルになり、スキャンダルによる致命的な転落をする話。芸能界で成功する子供の家族がばらばらになってしまって …、ステージママが口を出しすぎて…というような、芸能誌のタイトルではないけど、そんな一面を感じさせる作品だった。夕子がこの後どんな生き方をしていくのか興味がある。

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さくら

さくら(西 加奈子著)



3年前に家を出た父から届いた「正月には帰ります」という手紙。
長谷川家の次男 薫は予定を変更して帰省する。
犬のさくらに会うために。
長谷川家はお父さん、お母さん、優しいお兄ちゃん、僕、妹のミキの5人家族。
お父さんは若くしてマイホームを購入し、家族は幸せにすごす。
そこにやってきた「さくら」。
幸せな家庭は、お兄ちゃんが事故にあうことで一変する。
ところどころに、布石はあって、幸せから絶望感まで急降下するところはページを進める手も加速した。
最終的に「さくら」がバラバラになった家族をまとめ、乗り越えさせてしまう。
ちなみにワタシはそんなに犬が好きではない。
犬好きならもうちょっと違う感じの読み終わりなんだと思うけど、面白かったけど、犬かよって思っちゃった。

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逃亡くそたわけ

逃亡くそたわけ(絲山 秋子著)


まず、題名に「くそたわけ」ってすごいなぁと思った。
博多の精神科病院に自殺未遂で入院した花ちゃんと、半ば強制的につれられていったうつ病で入院しているなごやんの、鹿児島までの旅を描いている。
ワタシは九州に行ったことが無い。でも2人の旅の様子で、旅した気分になる。ただ、2人の気持ちとはまったく別の気持ちだけれど、旅した気分になった。
作中にでてくる精神科薬の名前は、仕事柄聞いたことがあるものだったので、なんとなく入りこみやすかった。
2人の旅は終わるけど、その後どうしたのか?気になる作品だった。
映画化もしているのは、読んで始めて知った。見てみたいかも。

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リンダリンダラバーソール

リンダリンダラバーソール(大槻ケンヂ著)


バンドブームのそのころは、ワタシも高校生で、
長いスカートが多い子たちの中で、逆に少し短めにして、
ブラウスの変わりに長袖のボーダーTシャツを着て、
ショートヘアをブラウンにし、背中にリュック、
足元は通販で買った重いラバーソールを履いて、学校に通ったもんだ。
この話は、そのころよりも少し前から始まって、その後のオーケンのエッセイ。
バンドブームの波に飲まれていたワタシには、懐かしいバンド名やアーティスト名なんかもあって、楽しめた。
結構あっさりと読破してしまったので、オーケンの本をまた買ってみようと思わせた一冊だった。

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臓器農場

臓器農場(箒木蓬生著)


箒木蓬生さんの本も好きで、ブックオフでチェックする作家の一人。
これも医療モノなんですが、びっくりするね。
新人看護婦が偶然耳にした「無脳症児」という言葉から、臓器移植をめぐって、親しい人たちの死、暗躍する医療現場の葛藤、一気に読破してしまいました。

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こちら救命センター 病棟こぼれ話

こちら救命センター 病棟こぼれ話(浜辺祐一著)


東京都立墨東病院救命救急センター部長の浜辺祐一氏の著書。
現役のドクターのエッセイということで、手にとって読んでみた。
もともとは、ナース向けの雑誌のコラムをまとめたもののようで、あっさりと、すんなりとページを進めることができた。
単純に医療物が好きなこともあるのかもしれないけど、実際の現場ってこんなカンジなんだろうなぁ、でもわかるなぁと思いながら読破。
実はワタシも一度、救急車に乗って、地元の救急救命センターに搬送されたことがあるのですが、うっすらとした意識の中で、看護師さんの言葉だったりドクターの話してることを聞いた経験から、こんなカンジだったんだろうなぁっていうことが分かったりして。
単純におもしろかった。

ということで、浜辺Drの本を次々と読んでしまった。

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きらきらひかる・MAKOTO

きらきらひかる(郷田マモラ著)


美人(?)監察医が遺体を検案して、その死因の真相を追究していく物語。
主人公ひかるの追及心というか、監察医としての姿勢はいいなぁと思った。
本当にこんな監察医が居るかどうかは別として、物語そのものは私好みで、人情味があふれていておもしろかった。

おなじ監察医の話の、「MAKOTO」もおすすめです。ひかるも登場してますよ。

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モリのアサガオ

モリのアサガオ(郷田マモラ著)


テレビ東京の深夜にドラマ化された「モリのアサガオ」の原作全7巻。
死刑制度・刑務官と死刑囚との関り、被害者家族の心情を描いた作品。
郷田マモラさんの作品は、なんか考えさせられる。絵に特徴があるので、好みがわかれるかもしれないけど、ストーリーはとても面白い。
モリのアサガオに登場する死刑囚の中に、「きらきらひかる」という作品の中で逮捕された犯人が入っていたりして、「あいつだ!」っていう発見もあったり。

番外編もあるので、本編だけでなくおもしろかった。

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イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ(乾くるみ著)


「第2図書係補佐」を読んで読みたくなって購入。
読み始め、ちょっと古い青春物?と思いながら読み進めていたんだけど、最後の最後で「えっ!?」って。「いやいや、ちょっと待って?」と思って、再度ページを戻して読み返してみる。
…。…。…。あ~なるほどね。そういうことなのね。そういえば、そっか~。
最後の1ページで、おもしろかったって思える本になった。

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第2図書係補佐

第2図書係補佐(又吉直樹著)

この本を始めて知ったのは、FMヨコハマの朝の番組「BOOKS AtoZ」という番組で紹介されていたのを聞いて。

お笑いコンビ ピースの又吉さんが、こんなに本好きだということを知ってびっくりした。その上、読みやすい。内容は、本の紹介と言うわけではなく、著者のエピソードの終わりにちょこっとある感じ。でも、その本が読みたくなった。
この本に紹介されている作品を、ブックオフで実際購入して読んでしまったほど、影響されました。

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